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今日ひな祭りです。けど、全くソレらしいことはしてません。ひな人形すらでてません;;
なので書いちゃった☆ミ←キモイよ
サイゴン的には、順夕+ゆか綾で書いたつもりなんですけど、順綾っぽくなっちまったZE;;
しかも、夕歩タンとゆかり出てこないしね!!!!!
HAHAHAHAHAHA~!!!!(笑うしかない)
そいでは、続きを読むにて~
――GIRL´S FESTIVAL――
「明かりをつけましょ・・・・がはっ!!」
「朝っぱらからウザイんだよ」
「い・・・・いきなりバットで殴るのもどーかと思うよ・・・・?」
綾那に殴られた頭を擦りながら言う。そうしたら、フルスイングを受けて生きてるお前の方がどうかと思う、と言われた。
確かに自分でもそう思うけれど・・・・。こんなにしょっちゅう殴られていれば、身体も頑丈になるってもんだ。
「ん?なんだソレ」
綾那は机の上のソレを指差した。あたしは指差されたソレを見る。
「あー、お雛様作ってたんだぁ」
「紙で?」
「うん。紙で」
ふーんと頷きながら、綾那は机の上から折り紙を一枚とってペラペラと動かし、めんどいな、と呟きながらあたしの向かい側に座った。
じーっとあたしが折っているのを見つめる綾那。しばらくすると、綾那も紙を一枚とって、あたしと同じように雛人形を折り始めた。
「順・・・・ここどうするんだ?」
「んー?そこはこうしてー」
「・・・・・できん!!わからんっ!!」
「あはははー、綾那は不器用だもんねぇ」
「うるさい」
そんな会話を織り交ぜながらも黙々と折り続ける。
「そういえば、コレどーすんだ?」
「夕歩にあげんの」
だからさくさくと作ってお昼ごろには寮でたいんだ、と言ったら、綾那はお前はホントに夕歩のこと好きだよな、と呆れたように笑って言った。
「ところでさ、綾那は作ったのどーすんの?」
「部屋にでも飾るか」
「まぁ別に構わないけど・・・・染谷にはあげないの?」
「はぁ?!ゆっゆかりは・・・その、貰ってくれないだろうし・・・・・」
「綾那が作ったんだから、ちゃんと貰ってくれるって!!」
「いや、でも・・・・」
うじうじしている綾那に、行くだけ行ってみたら、と言うと渋々縦に首を振った。
綾那も結構乙女なところがある。そんなギャップが可愛いんだよね、なんて言ったらボコボコにされるから絶対に言わない。
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なんだかんだで、手作りのお雛様は出来上がった。三人官女に五人囃までいて結構本格的である。
折り紙でお雛様を作るなんて小さい子みたいで恥ずかしくも思ったけれど、それでもちょっとした達成感があって、あたしたちは顔を見合わせて小さく笑った。
「それじゃ、行ってくるね。そんなに遅くはならないと思うから」
「ん、わかった」
「ちゃんと染谷のとこ行くんだよ?」
「・・・・・ん」
頼りない返事だなと思ったけれど、今すごく緊張しているだろう綾那をおちょくるのは、あまりにも可哀想だから止めておく。
「行ってきます、綾那」
「はいはい」
「えー!!いってらっしゃいはぁ??」
「・・・いってらっしゃい」
素直に言ってくれたから、案外嬉しかったり・・・。
ドアを開ける前に綾那に、頑張れ、と肩を叩いて言ってやった。外にでる前に、綾那が何か言った。小さすぎて聞き取れなかったけれど、聞き返したりはしない。何て言ったか想像がつくから。
「ホント、綾那も素直じゃないよねー」
あたしは笑いながら、少し曇った春の空の下を颯爽と歩いていく。
~おまけ~
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「綾那~、染谷貰ってくれた?」
「訊くなっ////このバカがっ!!」
「ちょっ、なんっ!!痛いって!!叩かないでよ」
「うっうるさい、淫魔!!」
「淫魔って・・・・まぁ、今手元にないってことは貰ってくれたってことだよね?良かったね、綾那!!」
「・・・訊くなって言ってるだろ・・・?」
「あ、綾那さん?バット・・・バットはダメですよ?ストップ・・・・スト―――ップ!!!!」
綾那とゆかりに何があったかは本人たちにしかわからない・・・・。
オワレ